施主インタビュー

施主インタビュー 『蟹御殿(佐賀県藤津郡)』

http://www.kanigoten.com/

大宅
新しい離れの四つのスイートは、予約が取りにくいほどの人気だそうですね。
荒川様
ええ、おかげさまで大変ご好評をいただいております。大宅さんに最初にお願いした仕事は蟹御殿の本館ロビーの改修でした。普通、旅館やホテルは客室や料理に魅力を感じてお客様がご利用くださるので、ロビーは後回しになりがちなんですね。しかし、オープンして年数もたっており、古くさい印象のロビーでしたし、なにより私やスタッフのモチベーションを上げ、意識改革を行うためにも、まずはロビーの改修から!とお願いした次第でした。
とはいえ、その頃は私もまだ知識や経験も浅く、どう改修したらよいのか見当がつかず、建築士さんにアドバイスをいただきたかったのです。
インタビュー風景
大宅
ご自分のイメージに近い雑誌写真からスクラップブックを作られたりと荒川常務はほんとに勉強熱心な方だなと思いました。
荒川様
大宅さんと仕事をすると、とにかく前向きな気持ちになれるのですよ。建物の改修や新築を相談すると、業者さんからは「それは難しいですね・できないですね」と最初に否定的な意見を出されるケースが多いんですね。ところが大宅さんは、安全面やコスト面に関しても「こういう方法ならできる」と非常に前向きな提案をしてくれる。
新しい「離れ」はこれまでにない思い切ったことをしたくて「4つのテーマ」をつくり「4種4様」のスイートをお願いしました。「閉塞」から「開放」が生まれるサプライズ空間の「離れ」は、部屋に入ればそこはリゾートというこだわりの空間になったと思います。
蟹御殿のほかにも「風の森」いう宿泊施設を大宅さんと一緒につくりましたが、スタッフ全員が共通イメージで仕事をすすめていくことができました。
大宅
「風の森」も3年目を迎えていますが、稼働率がすごいですね。造らせていただいた私達は「繁盛店」さんになってもらいたいといつも思っています。
荒川様
そこが大宅さんに仕事をおまかせする大きな理由です。商業施設はイメージが良いだけではダメなんですね。特にホテルや旅館業は投資産業です。いかに早く回収を行えるかが経営のポイントになってきます。そういう点ではどうしてもコストに厳しくなる場面もあります。大宅さんはご自分でレストランも経営なさっているからでしょう。建築士だけではなく経営者という視点もお持ちですから、経営者のジレンマもよくご理解してくださる。経営者の視点で仕事をしていただけるということは、私としては非常に心強い限りです。
大宅
今後はどういったビジョンをお持ちですか?
荒川様
多くの人が楽しめるリゾート。限られた人ではなくエブリバディが楽しめるような場を提供していきたいですね。ビジョンを達成させるためには、施主・建築士・工務店とチームが一体となって意思疎通を行えることが大切です。そのためにも理解しあえるチームを大切にしていきたいですね。
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