施主インタビュー

施主インタビュー 『時季のくら(福岡県朝倉市)』

≫時季のくらホームページ

大宅
庄分酢さんの恒例春のイベント「酢蔵開き」はもう12回目だとか
高橋様
はい、2009年4月開催で12回目を迎えます。ふだんも蔵を見学くださるお客様が多かったのですが、せっかくでしたら一日かけてじっくりと酢蔵を見学していただき、楽しい時間をすごしていただきたいと思ってはじめたイベントです。そしてもっとお酢を身近に、気軽にお料理に取り入れていただけないかと思い、自宅でお酢を使ったちょっとしたお食事などをサービスしたりもしていました。しかしイベントとしてお客様をお迎えするからには、やはり建物も重要だと思い、古いもののよさを残しつつ使い勝手がよくなるよう改修を大宅さんにお願いしました。
インタビュー風景
大宅
最初は階上にある蔵を改修しましたね。
高橋様
実はこの蔵は開かずの間で何が収納されているのかも把握していませんでした。それが今ではお客様をおもてなしできるスペースに!古い家は開けてみないと、はがしてみないと分からない。表はきれいでも実は中が…というケースもありますよね。そういったところも、大宅さんは丁寧に見てくださって。お客様が来てくださるときに、新しい何かをご提供したくて、酢蔵開きが開催される毎に次はあちら、次はこちらと少しずつ改修していただきました。
そしてビネガーレストラン「時季のくら」(2009年4月オープン)も大宅さんとお仕事させていただき、ほんとうにいい空間ができたと思っています。
インタビュー風景
大宅
「お酢を知るレストラン」ですが、高橋常務は居心地のよさにもこだわっていらっしゃいました。
高橋様
いつの間にか時間がすぎてしまうような、ゆっくり本を読めるような、そんな場所を考えていました。私どもは寛永年間から代々続く蔵でして、伝統を大切にしてきたこともあり、時間や季節のうつろいを大切にする「心」を空間に表現できればと思いました。とはいえ、具体的には、どうお伝えしてよいのかわからず「風や水が流れるようなイメージで」とお願いしました。大宅さんとお仕事するときには、ほとんど言葉のみですね。
大宅
レストラン建物の形状をコの字型にしたのも高橋常務のアイデアでした。
高橋様
ハワイ旅行に出かけた先での建物でピンときました。コの字型の建物ですと、違う部屋に行けば違った風景が楽しめる。これはお客様に来ていただくたびに、お席をチョイスする楽しみをご提供できるなと思ったのです。だから椅子も50席分を7種で構成しています。どの椅子に座ろうかしらと迷うのも楽しいでしょう。心地よさを五感で感じていただける空間になったのではと思っています。星空のきれいな地域ですので、ゆくゆくはお月見などのイベントも開催してみたいですね。
インタビュー風景
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